車のいろは空のいろ

子どもの頃から

大好きな本があって

絵本作家　あまんきみこさんの

「車のいろは空のいろ

タクシー運転手の松井さんと

タクシーに乗り込んでくる

お客様とのやり取りが

凄く　ファンタジー

わたしが小学校の頃の図書館は

図書館というより　図書室かな

校舎の端っこで倉庫を改造したような

質素なもので

それでも　たくさんの本が並んで

こどもの私には　宝の山のように

見えました

図書室で本を借りて

そのまま　廊下の壁にもたれて

本を読むのが

とても　楽しみで

絵本作家のあまんきみこさんは

90歳を超えた今でも

元気に京都で創作活動を

わたしと同じ誕生日と知った時は

とび上がるほど　嬉しかったのを

覚えています

こどもの頃に　大好きな本に

出会えて　よかった

そんな　想いが

小さなこどもたちに

そんな　出会いがあることを

心から　願っています